しゅんせつ(浚渫)
正月はいつも通りテレビを見て、本を読んで過ごした。
芸人の笑いのジャブにアハアハと呻いて、みかんを喰った。
いま話題のピケティは本屋で表紙を眺めるだけにして、
水野和夫の「資本主義の終焉と歴史の危機」を再読した。
はぁ〜なるほど、もう一度読んでもなるほどと思った。
たぶん、ピケティも同じことを言っているんだろうと思う。
さて、しゅんせつ(浚渫)です。
爆笑問題があれこれ探検するNHKの番組があった。
正月早々、巨大なゴミ処理場に行ったり、
コンテナの操作現場に行ったりしていたが、これが結構おもしろかった。
『これが東京湾の土砂をさらっている浚渫船です』というくだりがあった。
「しゅんせつせん」・・懐かしい言葉だった。どれくらい振りに聞いたのか。
小学生の頃、図鑑で見て覚えていた気がする。
何が気に入ったのか、たぶん音として、おもしろかったのか、
声に出してみて語呂がよかったのかだろうと思う。
その言葉を久しぶりに聞いたのだが、
「浚渫」と書くことは知らなかった。
「しゅんせつ」は、隣りの国の「春節」とか、
滑ってころぶ「春雪」くらいしか思い浮かばない。
久しぶりな言葉・・「しゅんせつ」をしばらくつぶやいてみた。